兵庫RC(ランニングクラブ)

小学生から大人まで幅広い層のチームでの様々な連絡や報告、そして私の考え方や理論を上げて行きます。

トレーニングの短縮化について

必要なjogを短縮してまで、筋トレやコアトレそして動きづくりに力を割く学校やクラブチームがあります。

果たして、それはどうなんでしょうか?

確かに必要以上に疲労を残さない為にも、短縮出来る練習は短縮するのがベターであります。

でも、それがjogって…。トレーニングの知識が無さげですね。

腹筋トレーニングをしてからの腹筋回りのコアトレ、これって必要あるんですか?なぜなら、腹筋トレーニングをすれば、そのインナーも鍛えられるからです。だから、両方を行っている学校やクラブは、その点を理解出来ていないか、そこまで考えては行っていない指導者と言う事ですよね。

そもそも、私は中長距離に筋トレは必要ないと考えています。もちろん、必要な所に必要な筋肉を鍛える事は必要だと思います。

しかし、筋トレと言うのは、必要でない筋群も鍛えてしまいます。それは中長距離に取ってはオモリにしかなりません。

そして、この筋トレを削れば、無駄な時間の短縮と無駄な疲労を抑えられるのではないかと考えられるのです。その分を、jogの時間を増やせば有酸素能力が鍛えられるのではないでしょうか。

この事は、ドリルなどの動きづくりにも言える事です。

そもそも、人が走る動きは必要以上に歩幅を広げません。それを時間を割いてまで可動域を広げる必要があるのでしょうか。色々な動きでリズムを取るのも同じ事が言えます。

走るのに必要な位のインナーマッスルやその回りのアウターマッスルは、私はクロスカントリー走やヒルレーニングだけで充分ですし、走るリズムや動きは、普段行う3~5本ほどの流しで充分だと考えるのです。

そうすれば、効率良く練習を短縮と言うか、他の必要な分に回せますよね。

流行りの流れに流される事なく、本当に必要なのかどうかを選別できる力が、口だけでない指導者には必要ではないでしょうか。