兵庫RC(ランニングクラブ)

小学生から大人まで幅広い層のチームでの様々な連絡や報告、そして私の考え方や理論を上げて行きます。

速筋繊維FG繊維からFOG繊維に変化させる為に(遅筋化)

既存にあるFOG繊維を鍛える為には、中強度の負荷を与える事で、発達すると言われています。中長距離の練習だと400 m~600mまでの距離で組み立てるのが、正に良いのではと感じます。200mだと使われるエネルギーに酸素をあまり有しません。なので、FG繊維を鍛えるトレーニングとなってしまいます。

要するに短期的に考えるなら、SG繊維(遅筋)、FG繊維、FOG繊維を単体で鍛えれば良いのです。

しかし、それでは今までの日本的中長距離の鍛え方と何ら変わらないトレーニングだと感じます。世界に近づかないトレーニングだとね。

ここで必要なのは、時間は掛かりますが、先を考え時間を掛け、まずはFG繊維を有酸素エネルギーの使えるFOG繊維に変える事だと私は思っています。

そうする事が、海外の東アフリカ勢の筋資質に勝てなくても近づくのでは…と感じます。

その変化を要する為のトレーニングは、ATよりも速いトレーニングであり、尚且つ有酸素エネルギーを使う比率の高い距離のスピード練習かなと私は考えています。

正に、1000m前後のスピード練習がそれに相当するかと感じています。

実際、その辺が未だ解明されていない数値なのでどれが正しいかはハッキリしておりません。しかし、遅筋化できる事は事実なので、私は私の思うやり方で突き進むだけです。

それに共感される方は一緒に続けられるでしょうし、共感できない方は離れるだけです…。