兵庫RC(ランニングクラブ)

小学生から大人まで幅広い層のチームでの様々な連絡や報告、そして私の考え方や理論を上げて行きます。

タバタ式トレーニング(タバタプロトコル)は、中長距離に有効か?

結論から言って、分かりません。

タバタプロトコルはエネルギーの観点から有酸素エネルギーと無酸素エネルギーの増加に効果があると証されています。

運動内容は20秒の高負荷運動と10秒レストを6回~8回繰り返すと言う内容。

エネルギー的には効果がありそうです。

しかし、このトレーニングは筋肉の観点から見ると、速筋への負荷が大きく感じ、必要以上な筋肥大に繋がるように感じる。

筋肥大は、中長距離選手にとってオモリにもなるので。

確かに日本人の中長距離選手には足が太い選手が多々おり、それもありなのかも…。

しかし、東アフリカの選手は足の太い選手はほとんど見受けられない。つまり、速筋群より遅筋群が発達している証しではないでしょうか。

そして、その事が日本人と東アフリカの選手の現状の差となっているような…。

そう考えると、速筋群の筋肥大を助長するこのトレーニングは、筋肉の観点から考えるとどうなのかと感じる次第です。

ちなみに、スピードスケートの選手や競輪選手が取り入れています。足太いですよね…。

あくまで、憶測に過ぎませんが…。