理想の足の運びは、1.足で地面を押し、2.反対足をたたみ、3.ももを上げ、4.体の軸の真下近くに素早く下ろす…です。2.は4の姿勢、3.は7の姿勢のイメージ。
昔は、蹴り出し、引き付け、巻き込み、振り出し、着地が理想と言われました。しかしこれでは、常に足に力が掛かった状態、つまり力任せで筋力を使うので無駄なエネルギーを使う。そして蹴り出す分、足は流れ、巻き込みと合わせて接地から接地までの時間を有する。最後に振り出す分、着地ポイントが体の軸の前となり、地面からの衝撃を大きく受けると共に後方への移動に時間を有する。つまり、筋ダメージと接地時間ロスに繋がる。
ただし、理想のフォームに近づけたとしてもテンポ良く動かさなければ、これまたエネルギーロスを産み、後半の失速となる。
そして、もっとも重要なのは自分の走るリズムにマッチする事です。
もし、フォーム改善を考えられているのであれば、その点を踏まえて、修正を試みて下さい。