兵庫RC(ランニングクラブ)

小学生から大人まで幅広い層のチームでの様々な連絡や報告、そして私の考え方や理論を上げて行きます。

何かを掴めそう…

大学の陸上部の後輩、武井壮君が言っていた話。スポーツが上手くなる近道は、トレーニングを反復する以前に、自分が思い描く理想のフォームと実際のフォームとのギャップを埋める作業をまずすべきだと。

例えを出します。人が立っているとします。目をつぶってもらって、自分が地面と水平だろうと思う所まで両手を真横に上げてくださいと言う。大半の方は、水平より上になったり下になったりします。そのまま、目をつぶった状態でここが水平ですよと水平の所まで両手を持って行き、頭の中で認識してもらう。そして、もう一度水平の所まで両手を上げてもらうと、次はきっちり水平の所に両手が行くのです。

レーニングで反復すれば、次第に理想の動きには近づきます。しかし、最短で近づくには体の動きの理想に現実の動きを認識させ、合わせる事です、と武井君は言っていたように思います。(※間違っていたら、ごめんなさい。)

それを聞いて確かに私もそうだなあと思った。走るフォームで自分では押しているイメージだけど、実際には蹴っていて後ろに足が流れていたりとか。足を下ろし地面に着地した時の姿勢が頭のてっぺんから足のつま先まで体全体が一直線にイメージはしているものの、実際はお尻より上が後ろに残っているとか。自分では走っている時に体軸(背骨)を動かしていないつもりだけど、実際は着地した足の方に体軸が揺れてしまっているとか。

どうすれば、理想のフォームに現実を近づけれるかハッキリとした解答は見つかっていませんが、速くなる為の何かが私に見えてきた気がする。

考えを固めて、近いうちに個々に実践できたらなと考えます。