肉体の構造がわかっていない残念な指導者は、トレーニングで追い込めば強くなると思っています。人間の体は回復期間を持つ事で、超回復により強くなるんです。そして、その回復を促す為に、バランスの摂れた食事や、マッサージ･ストレッチ･温浴などの筋肉をほぐす事も必要なのです。
例えば、針金の支点を決めて曲げ伸ばしすると、だんだん組織が破壊して、最後はポキッと折れますよね。筋肉や靭帯も一緒です。トレーニングがオーバーワークになると、筋肉の粘性が無くなり、その歪みが徐々に現れ、そしてその歪みが、急激又は徐々に故障の症状として現れるのです。
何度も言いますが、強くなるのは強度の高いトレーニングを続ける事ではありません。
全てがバランス、そしてケアです。
もし、これらを考えながらトレーニングを積み、そして結果が出なかったとしても、自信を持って継続する事です。
それが1年なろうが、2年なろうが、必ず結果に結び付くはずですから。
最後にトップに立っているかもよ。
