皆さんは、世界陸上の男子10000mを見られて、どう感じましたか?「速い」を通り越して「凄い」と思いましたよね。それと同時に日本人では…と言う敗北感を感じませんでしたか?その感想、間違いではありません。ファラー選手が今回出した優勝タイム26分49秒51は村山絋太選手が出した日本記録27分29秒69よりも40秒以上速いのですから…。ちなみに世羅高校出身のカロキ選手でさえ26分52秒12と37秒日本記録より速いのです。
400m毎のラップタイムは、
60"-64"-67"-66"-65"-65"-66"-63"-65"-66"-65"-63"-61"-65"-67"-65"-65"-65"-63"-63"-63"-63"-63"-61"-55"
最初の1000mでも2'39"ですので、日本選手だと1000mで離れるかも知れませんね。
ラストのスプリント力は別として、要するにAT閾値と経済的な走り方が日本人とは全く違うと言う事です。
今現存のジュニア期からのトレーニングのやり方を続けて行くと、まだまだ開発しつくされていない世界との差は開くばかりだとは思いませんか?
思いますよね~。
体の作りと環境が違うからと諦めますか?
嫌ですよね。
AT閾値を高めるトレーニングは地道にコツコツと行う以外ありません。ジュニア時代に、今ばかりに目が行き、目立つ結果をチームも個人も求め、スピード練習をガンガンでは、先細りの競技生活になるだけですよ。
では、私のトレーニングはどうかって?
内緒です(笑)。
でも、先を見据えたトレーニングを行っているつもりです。これから先に、海外のトップランナーと対等に戦える選手作りを目指して…。