兵庫RC(ランニングクラブ)

小学生から大人まで幅広い層のチームでの様々な連絡や報告、そして私の考え方や理論を上げて行きます。

高地トレーニングの必要性の有無

高地トレーニングの必要性は、その環境があるのであれば、あるに越した事はありません。何故なら、酸素の少ない環境でトレーニングや日常の生活をする事で体の血液が少ない酸素をも取りこぼさない為に、ヘモグロビンを増殖させて酸素の取り付きを良くするようになるからです。そうなると、エネルギー効率が上がります。

しかし、それではその環境にない人は、世界と中長距離競技で争うのは諦めなければいけないのでしょうか。

それでは、海外の高地トレーニングが出来る環境の方々とは、差が開くばかりで進歩がないと私は感じます。逆にたまに高地で合宿を済ますだけでは、付け焼き刃に過ぎないと感じて仕方がありません。

では、高地での生活とトレーニングのデメリットとは何でしょうか?

それは、平地での普段の生活より、間違いなくパフォーマンスが落ちると言う事です。だとすれば、逆にそれが平地でのメリットとなるのではないでしょうか。

高地でのトレーニングが出来ない方々は、高いパフォーマンスの出来る平地で、時間を掛けてでも、高負荷、高時間のトレーニングを追求し、その回復に費やす事を最大限に徹底する。その事が、これからの平地で生活する方々の打開策ではないかと考えます。

そして、そのケアをマッサージやストレッチ、回復の為の栄養摂取、強いては高酸素ルームに体を置く事も、今後の進歩に近づくのではと私なりに思うのであります。

私の考えは正しいかどうか分かりません。でも、間違いと断言も出来ないと私は思うのです。