兵庫RC(ランニングクラブ)

小学生から大人まで幅広い層のチームでの様々な連絡や報告、そして私の考え方や理論を上げて行きます。

メンバーの高校生諸君

レーニングは上手く積めていますか。記録は向上していますか。各自それぞれ様々な将来的な目標があるかと思います。ただここで考えて欲しいのは、筋力的な能力のピークは25歳前後を境に少しずつ低下します。もちろん、その年齢を過ぎても記録向上される方は沢山おられます。しかし、一番高い頂(いただき)を目指すなら、いかに怪我や故障なくスムーズにトレーニングを少しずつ負荷を上げて積み、20歳~25歳辺りで好条件のレースのもと結果が残せるかが鍵になります。

 

今、そこから逆算してみてください。高校1年生で15~16歳、2年生で16~17歳、3年生で17~18歳。1年生で5~10年後、2年生で4~9年後、3年生で3~8年後が勝負の年です。それまでの間は、成績も含めて全てが過程。どれだけ速かろうが過程にしか過ぎないのです。

 

大切なのは、故障をできる限り避け、階段を1歩ずつ上るかのようにトレーニングを積み、トレーニング負荷を上げていき、記録を詰めていく事なのです。

 

ですから、焦りは禁物です。そして、自分への甘さも仇(あだ)になります。

 

その辺をよく考え、自分を見つめ直し、陸上競技との向き合い方を考えてみてはいかがでしょうか。

 

自分達の体です。自分本人が一番理解しているはずです。素直な心も大切ですが、自分の意志も時には主張し、結果を残す大事な時が来るまでトレーニングに励む事を私は望みます。