小学生、中学生時代、練習をそれほどしていなくても記録だけが良いと言う人をよく見かけられたかと思います。その時、彼は私なんかよりセンスがあるんだと思ったのではないでしょうか。
しかし、それは成長過程の段階までの話しです。逆に体が成長しきった高校以降になって来ると、だんだんその差は詰まって来て、そして追い抜かれるのです。
やらなくても勝てると言う過信、そして努力をしようにも出来ない性格が染み付き、どんどん追い抜かれて行くのです。世間では早熟なランナーとも呼ばれます。
どんなに厳しいトレーニングにも耐え、そして続ける事は楽な事ではありません。普通一般の方は逃げたくなるのも当然です。
それを耐え忍び、継続する努力か出来ると言う事は、それこそまさにセンスではないでしょうか。
それを人一倍出来る方こそが、最後一番上へと立ち、天才と呼ばれる人になるのだと思います。
私は指導者として、現役ランナーとして、そう言う人に何れ出会える事を楽しみにしてます。今いるチームの方がそうなる事も…。