兵庫RC(ランニングクラブ)

小学生から大人まで幅広い層のチームでの様々な連絡や報告、そして私の考え方や理論を上げて行きます。

「強い」と「速い」は違う

トラックシーズンに入り少し経ちましたが、今回一つのテーマについて話をしたいと思います。

よく練習やレースで「あの人強いわー」とか「あの人速いー」とか言ったりする事があるはずです。しかし、「強い」と「速い」を混同するのは良くありません。

なぜなら、「強い」と「速い」は全く別物だからです。

一回でも、好条件と好調子が重なり良い結果を残せば、例えその後の結果が良くなかったとしても、一度良いタイムや順位を残したと言う結果が残った訳で、その方を「速い」と言える事となります。

しかし「強い」とは、どんなに良くない条件や調子でも安定して結果を残せる方の事を言うのです。

結果だけを捉えると、それほど変わりないように思えそうですが、そうなる為の過程、どれだけトレーニングを積み、自分自身をしっかり把握し、どれだけ走る事に情熱を注ぎ考えたかが全然違うのです。

速い子を育てる学校や指導者は、強豪校でも良く見かけますが、私は強い子を育てる指導者になりたいし、でありたい。

兵庫RCの子供達も、そうなりたいと思ってトレーニングに励んで欲しい…。