高校生は、競合校と一般校の2タイプに分かれるかと思う。
その大きな特徴は、競合校は先生主導の指導、一般校は先生主導か学生主体の指導及びトレーニング体制である。それと、各それぞれの選手のタイム差が競合校より一般校の方が拡がりがある。つまり、選手層に差がある。
どちらが良い悪いと言う訳ではなく、どれだけ選手本人が与えられるトレーニングや理論を理解した上で実行しているかによる。
その点から、競合校の選手は意識は高いが指導者のやり方に依存し、一般校の選手は考える選手とそうでない選手、意識が高い選手とそうでない選手にハッキリと分かれる。
一般校の中から名選手が生まれるのは、そう言う所なのだろう。逆に競合校の選手が将来伸びあえぐのは、一旦スランプに入った際に抜け出し方が分からない、そして意識とプライドが高いが上にそこが限界と決めてしまうからもあるだろう。
競合校の指導者だから、正しい指導をしているとは限らない。いや、競合校だからゆえに指導者のプライドと学校内の立場から、結果至上主義、選手の将来性に合わさない大した事のない指導者が多い。特に我が県は男子も女子もそうだ。
ここで一つ言う。
練習でタイムトライアルを多用する、レースを練習の一環に利用する指導者は、大した事はない。何故なら、誰でも出来る指導だからだ。
怪我や故障さえ無ければ高校生期間は伸ばせる指導だからだ。故障したら、代わりが居るしね。
もちろん、一般校の指導者にもそう言った指導者がいる。そちらは、もっと残念な指導者だ。
高校生を指導するには、トレーニングそのものよりも、「走る」為の知識を自分で考えられる選手、時にはそれを教える指導者をも意見が出来る選手に育てる事が重要です。
それは、競合校も一般校も関係ない。