兵庫RC(ランニングクラブ)

小学生から大人まで幅広い層のチームでの様々な連絡や報告、そして私の考え方や理論を上げて行きます。

私の走る事に対する指導の考え方

私の走る事に対する指導の考え方は、まず根底に大人も子供も「楽しんで走る」があります。何故なら良い記録や結果だけで繋がっている方は、記録や結果がひと度悪くなると、繋がっている線が切れ、気持ちが良い方向に向かないからです。最悪、走る事を辞めてしまう結果に…。

そして自主性を尊重し、考える力を身に付けてもらう体制を取っています。メンバーの方は分かるかと思いますが、練習を途中で止めても怒らないし、各個人の練習のペース設定自体私一人で決めていないはずです。jogのペースも決めていないし、freeの時間を多く取り各個人の調子や気分に合わせて走れるようにしているかと思います。練習メニューの意味も説明を必ず入れますし、学校の練習が宜しくない一部の人にお渡ししている練習メニューにも、今日のメニューはこれって決めるのではなく、内容・距離・時間に幅を持たせています。

メンバーを管理(マネジメント)している訳ではなく、また管理(マネジメント)していない訳でもない、ハーフ・マネジメント又はソフト・マネジメントを心掛けています。いわゆる、さりげない管理ですね。なので、出場したレースの結果やベストタイム、いつ練習に参加し、その時の状態がどのようだったか、いつ故障や体調不良を起こしたかなどのデータは残してさりげなく管理してます。何かの時にフォローできるように…。

話しは戻りますが、楽しんで走る事プラス各個人の自主性が芽生え、更に自分で練習の組み立てまでができるようになる事で、相乗効果で更に走る事が楽しくなり、記録向上と永続的に走る事が続けられると私は考え指導しています。