日本の中長距離種目の指導者、小学生、中学生、高校生、大学生、実業団、クラブチーム、パーソナルトレーナーと私を含め沢山おられます。しかし、その中のどれだけの方々が、トレーニングの意味を本当に理解し、選手に取り組ましているのだろうかと疑う事の多さを実感する。
確かに、経験上だけでトレーニングを進めていても、それなりに選手の力は得られる。それが、陸上競技です。逆に言うと、日本はそれだけのレベルの集まりだから、国内だけではそれだけのレベルでも通用すると考えられます。
本当の意味で世界に通用するレベルの指導をと考えるのであれば、人間の生理学的な体の仕組みを知らなければ行けないし、筋肉についても大きな知識をもつべきだ。栄養学やメンタルコーチングも普通以上はかじらなければ行けないし、時代を汲み取った新しい発想も熟慮して取り入れて行かなければいけない。
それが出来ている指導者や日本陸連の幹部が日本中にどれだけいるのであろうか。だから、そもそも日本の中長距離界は世界と戦えないのです。
東アフリカ勢、欧米の選手が出来て、日本人だけが出来ない中長距離界。勉強もしない、発想も乏しい、化石見たいな指導者や陸連幹部は、日本中長距離界の発展の為に、そろそろそんな方々は去るべき時が来たのではないだろうか…。
