ランナーに引退は必要だろうか。
もちろん、人それぞれ考え方がある。違う道に進む為に、走る時間が持てないとか。走る事に興味が持てなくなったとか。本当に走る事が出来なくなったとか。
しかし、走る事が好きならば、陸上競技が好きならば、わざわざ言葉を口に出して引退する必要はない。体力はピークを過ぎると年齢とともに低下する。仕事に入り、家庭を持つと走る時間はどうしても減るだろう。
大事なのは、ベストタイムを叩き出す事ではない。いかに走る事に真摯に向き合えるか。いつまでも、何か一つの目標を見つけ、挑戦する姿勢を持ち続けるかである。距離に挑戦する。年代別タイムに挑戦する。違う中長距離種目に挑戦する。自分の満足出来るタイムを目指し限界に挑戦する。また、ランナー友達を見つけるでも構いません。好きであれば続けれるはずです。
ちなみに、私の挑戦は走り続けれる限り特定はしていませんが、大学生、高校生、中学生に競技で立ち向かって行く事です。負けたって構いません。挑戦する姿勢が現役を続ける理由です。
だから、走れる限り私には引退はありません。
私と同様、好きであれば、競技の何かに挑戦を求める事が出来れば、せっかく始めた走ると言う競技、走れる限り「引退」と言う二文字は出てこないだろうと私は思う。