兵庫RC(ランニングクラブ)

小学生から大人まで幅広い層のチームでの様々な連絡や報告、そして私の考え方や理論を上げて行きます。

ピークを過ぎたランナーの競技への向き合い方

今から述べる話しは、あくまで私自身の考えですので、万人がそうあるべきだと言う訳ではありません。考え方は人それぞれですので、一つの考えとして参考にして頂ければ幸いです。

 

私の中でより速い記録を出すよりも、より長く競技を続ける事の方が素晴らしいと思っています。それは年数を掛ける分、記録を出すより容易では無いからです。一見すると、記録を出すのは目立ち、年数を掛けるのは地味な事です。しかし、その地味な事に力を注ぐ。そこに走りの美学を感じるのです。

 

そして、落ち行く競技力を年齢に逆行して、どれだけ食い止めるか。そこに美学を感じます。落ちても良いのです。しかし、ただ落ちて行くのでは無く、トレーニングや知識を養うなど、やるべき事をやって落ちて行く。それこそ、競技を人生と重ね合わせ、充実を感じるのです。

 

話しは戻りますか、10代、20代で競技をしていた人が30代、40代、50代では、年を取るとともに、ほんの一握りになってしまうのです。だから、競技をいつまでも続ける事が、どれだけ素晴らしい事かと、そして難しい事かと言うのが分かります。

 

私はこれからも、その考えをもとに競技を続けて行きます。そして、いつまでも競技力向上に沿った、やるべき事を続けて行きます。

 

チームの子供達もそこを最後まで目指して欲しいものです。

 

もちろん、ピークを過ぎるまでは、出来る限りの競技力向上を目指して行ってください。