小学生ランナーと言うのは、これから成長してピークを20歳以降に持って行く為の準備期でなければなりません。
クラブチームや学校のクラブの中には、個人成績を上げる為、それイコール団体としての成績や名前を売る為に、小学生から無理な負荷を掛けてしまい、将来に伸びるべき伸びしろを削ってしまう所があります。
一見、強くなり、最大限力を伸ばしてくれる良いチームに見えるかも知れませんが、それは小学生内一時だけの、狭いエリア社会だけでの強さを得ただけに過ぎないのです。
体に強い負荷を掛ける行為は、体の成長と言うものを阻害し、故障しやすい弱い体にしてしまうのです。
そうして、年齢を積み重ね、中学生、高校生と段階が上がるに連れて、周囲の成長に追い付けず、故障し、抜かされ、モチベーションか下がり、やる気を失って行くのです。
小学生は1500mを4分台で、優秀な成績かも知れませんが、中学生ではごく普通に成長すれば出ると言う事、それが無理な負荷を掛けてだと、先は分かりますよね。
では、小学生の間は何をすれば良いか?
一番の答えは、外で良く遊び、全身の神経を発達させ、ボディバランスを良くし、体の柔軟性を付けると言う事です。
そして、一番中学生の成長期に大きく伸びる有酸素能力の前段階を小学生の時に走る事を楽しみながら、少し伸ばすのです。
兵庫RCの小学生教室では、それが大きな狙いです。
決して、成長を妨げるトレーニングは積まない事です。
一時の為に、将来の選手生命を縮めない為にも…。
未来を伸ばす為に、兵庫RCでは中学生のトレーニングでさえも、負荷の大きな無理なスピード練習は入れておりません。