いよいよ、兵庫RCのチームの層は幅広くなって来ました。今年度はどう進んでいくか検討中です。
小学生教室については、私の小学生はこうあるべきだと言うトレーニングの信念のもと、今年度も継続して行きます。結果至上主義の為に発育途上の体に負担を掛けるのではなく、成長を促すのが最優先。遊びトレと言うコーディネーショントレーニングを中心に神経系の発達を促す。走る事が楽しいと思って頂く。こう言った内容のトレーニングが中心になっていくかと思います。こう言った考えのもとでトレーニングを行いますので、他のクラブチームのような記録向上ははっきり言って望めません。しかし、継続すれば中学生以降の成長に大きな差は約束します。この状況の中で、子供達自身、そして御父兄の方々が納得と辛抱が出来るかどうかと言う事です。それで離れて行く方々は私とは一生交わらないので、離れて行かれても仕方がないと言う思いで今年も指導して参ります。決して追いません。
ジュニアチームの中学生については、今年度は小学生教室から参加された子供達がいよいよ多く上がって来ます。小学生教室で無理な負荷なく育てた子供達にそれなりの結果を出さないと行けないと言う試された年度でもあります。気負いはないですが、楽しみではあります。他の学年においては、トレーニングでの開発はもちろん、どこまで先につなげる競技意識を植え付けられるかが今年の私の課題だと考えて、指導して行きます。ただ自主性を最優先に尊重しますので、それで離れて行く方々については決して追いません。逆に、積極的に私の懐に飛び込む方々については、トコトン付き合って行きます。
ジュニアチームの高校生については、いよいよ充実したメンバーになる予定です。ここでの課題は、学校での勉強や部活、そして他の行事など忙しくなる中で、どう子供達と接していけるかが私の課題です。前年度でも積極的に参加された方々がいるので、不可能ではないはずです。競技力云々ではなく参加意思のある子供達には、私も積極的に密になってトレーニングの組み立てから走りの知識を指導、時間を見つけては少しでも一緒に走れる時間を持ちたいと思います。
シニアチームについては、マラソンを中心とした自己記録の向上を目指される方、トラック競技を中心とした本格的な指導を望まれる方に別れて来るかと感じています。マラソンを主体とした自己記録向上を目指される方々については、その方々の為の前年度も少し行ったマラソン対策トレーニングなどをもっと回数を増やして行いたいなと思っています。できれば行いたいトレーニングとして、走る風景も一緒に楽しむロード走を一度シニアの方々のみで集まってやってみたいなと考えています。トラック競技を中心とした本格的な競技を取り組む方々には、各人の考えと私の考えを擦り合わせ、少しでも本人にとって良い方向になるようなトレーニングを含めたアドバイスが出来ればなと思っています。そして、競技者でもある私やジュニアチームの高校生の子供達とトレーニングする機会を多く持てたらと考えています。
以上が、今私が考えている2019年度のトレーニングを含めた体制であります。