選手と指導者の関係は平等であるべきだと私は思う。
大半の指導者は教え子である選手より年齢が上であろう。そして、今から伸びていく選手より実績を持つ指導者は多いかもしれない。更には、中学や高校などの指導者は先生と言う教職に従事している方が大半でしょう。
そんな指導者が指導者としての実績を積むに従って、勘違いを起こす化け物を産む。
指導者である自分が上で、教え子である選手は下だと。
選手に罵声を飛ばし、時には暴力を振るう。理不尽な態度に出たり、職権乱用的なパワハラやセクハラなどの社会的モラルに反する事も行う。
私は今こう思う。
選手は年齢が下であるのだから、年齢が上である指導者に敬意を払い、接していくのは当然である。けれども、媚びる必要は一切無い。
そして、指導者は選手の個性を認め、接し、選手より知識と経験はあるはず(たぶん)なので、感情的になるのでは無く、理屈や理論で説明をすべきである。
そう言った選手と指導者、二人の関係が成立すると、信頼関係が生まれ、対等な立場での関係に繋がるに違いない。
それが正しい選手と指導者の関係だと。
私も今まで色々な指導者を見てきた。偉そうにふんぞり返る指導者も一杯見てきた。そう言った指導者を見るたびに残念でなりません。
もし、そう言った指導者が私にも降り掛かれば、私はとことんやり合うだろ。そう言う性格だから…。