兵庫RC(ランニングクラブ)

小学生から大人まで幅広い層のチームでの様々な連絡や報告、そして私の考え方や理論を上げて行きます。

ピークを過ぎたシニアの指導とは

今の私を含めてシニアの方々の走る目的は同じでは無い。

 

純粋に競技力の向上を高める方、自分の置かれている条件のもと向上を求める方、痩せるのを目的で始めた方、美味しくお酒を飲む為に始めた方、もっともっと細かく走る目的が違って当然である。

 

しかし、どんな目的だとしても一つ言える事は、記録が少しでも詰まれば嬉しいし、楽しい(好き)だから走り続けるのだ。

 

ちなみに、私は年令による老いに関係なく、今の現状の限界を突破を目指してトレーニングを積んでいる。

 

そう言う様々な目的のもと走っている方々の指導をされる指導者は、指導者自身も一緒に楽しみを共有して指導しなければならない。

 

そして、指導するからには、1秒でも詰める為の知識やノウハウを伝え、指導し、結果を残せるよう全身全霊をかけなければ行けないのではないかと私は思う。

 

私の大学時代の後輩の女の子(女性)に40歳を過ぎて神戸マラソンの招待選手になった子がいる。彼女は大学時代に有名ではない。しかし、篠山ABCマラソン神戸マラソンでも入賞したりして、本当に頑張っている。彼女は私のライバルだ。そして、尊敬している。骨盤に痛みを抱えながらも、会えばいつも笑顔で私に接してくれる。

 

体力的なピークを過ぎた方の指導をする指導者の原点は、まさにここの感覚を大事に持って指導すべきだと常々私は思う。

 

いや、それで間違いない。