兵庫RC(ランニングクラブ)

小学生から大人まで幅広い層のチームでの様々な連絡や報告、そして私の考え方や理論を上げて行きます。

指導者のタイプ

指導者には自分の事はさておき、2種類の人間が存在する。自分主導か、相手主導か。この場合の相手とは、教えている人々、つまり教え子となります。

自分の実績を見せびらかす方達、自分より何かの部分で下と見下した見方をする方達、何かしらの大きな恩恵を受けようとする方達は、自分主導になりがちです。

逆に、教え子に伸びてもらいたいと強く思う方達、競技界の向上を真剣に考えている方達、競技への感謝の恩返しと思っている方達は、教え子主導になるはずです。

どちらも指導者として世間で優れていると思われている場合、この2つの指導者の違いには、その教え子の将来先を考えて指導しているかどうかで分かるかと思います。

例えば、高校→大学→社会人、又は高校→社会人と大きく険しくなる競技世界よりも、中学、更にはその小さな小学校での競技世界で発育や将来の先を考えずに目一杯仕上げてしまう指導者…。

そこが自分が指導者としての小学生、中学生、高校生の位置づけだから…。めっちゃ、やり尽くせば自分の名声や地位は上がるのでしょうかね~。

その変わりに、その教え子達は伸びる範囲をどれほどか削った訳です。未来は分からないし、特に知識が薄ければ、大きく伸ばしてくれたと教え子やその家族の方々は思うのでしょうね。

それを分かっていてやる指導者は質が悪い。悪ですね。

色々なしがらみから、そう言う指導者になる方もおられますが、そう言う場合は、それに群がる方達や、それに対価を支払う関係者、そしてそれを見過ごす協会関係や教育関係も悪なんでしょう。

ちなみに、私はそう言った関係者でも無ければ、従事者では無いので、そう強く言える訳ですがね。

私の話しの流れで、自分主導、相手主導のどちらが良い指導者かは明白ですが、まあ、2つのタイプがあると言う訳です。

私は、どちらのタイプなんでしょうかね~。

「駅伝」と言うキーワード、特に「全国」を目指す某学校には、自分主導の指導者が多いのではないでしょうか…。勝てば地位、名声、収入が上がるかもですからね。

言われたくなかったら、教え子の事も親身に思って上げる事です。