今の日本の陸上競技長距離界、高校、大学、実業団、お金と時間をかけすぎではありませんか？
費用と言えば、指導者の給料、スカウトにかかる費用、接待費、遠征費、合宿費、栄養費、体のケアにかかる費用、シューズやウェアーなどの用具費用…などなど。
時間と言えば、朝練、昼練、夕方練、動きづくりや筋トレに割く時間、マッサージなどに使う時間、遠征にかかる時間やミーティングや監督やコーチの説教タイム…などなど。
その時間と労力を費やした結果、世界と日本がどれだけ詰まったのだろうか…。むしろ、離されていますよね。だとすれば、せめて時間とコストカットを考え、誰でもやり易い環境を整える方が良いと思いますし、実際そう出来るはずです。
要らない遠方への大会、ましてや記録会なんか必要ありませんし、一時しのぎの合宿なんて全く必要ありません。過去の栄光にとらわれ、大した指導も出来ない指導者も、ある意味AIで事足りる時代が訪れる日も近いでしょう。トレーニングなんて、身体にかかる負担を考えれば、1日2時間～3時間あれば良い訳で、今までの日本の陸上競技関係者並びに指導者が、何故か分からぬ(分かっていますが)お金と時間がかかる雰囲気を出しているのです。そして、自分の立場の保身を守っているのでしょう。もちろん、選手自体も…あるかもしれません。私が考えるに、今の日本の実力でしたら、トレーニング時間は、マラソン以外1日2時間～3時間、ネットが盛んなこのご時世、ミーティングなど必要なく、余裕あるタイミングにネットやレースと他のトレーニング動画を見れば良いし、ケアも休む前に30分あれば良いでしょう。お金なんて、スポンサーが付かなくても、最低限レース用とトレーニング用のシューズやスパイクがあれば後はそれなりの服装があれば全く必要ないのが、陸上競技の長距離種目です。
私はそう考えるのです。
そう言うところって、日本の陸上競技長距離界を誰もが出来る身近なものにするために必要です。お金や時間をかけるのは世界と対等に勝負が出来るようになり、尚且つ勝ちきる事が必要となるその時に、必要な事だと私は思います
