私は私自身の核心について考えた。
なぜ、走るのか。
自分を追究し、結果はともかく、それに挑みたいからだ。
向上心ってやつだろう。
そして、それが自分に合った競技だと信じているからだ。
スポーツ全般、出来る出来ないは別として、見るのは好きだし、関心はある。
その中で、走る事だけは中学から始め、途中休んだりはしたが36年以上続けられている。
きっと「好き」なんだろう…。
なぜ、教えるのか。
採算がある訳ではないし、教えても私に返ってくるものではない。
逆に、心が痛む事や悩み、不安が尽きる事はない。
ここで、こう言う題材を取り上げている事自体、そう言う気持ちがあるからだらろう。
しかし、そう言う事も含めて勉強にはなる。
走りに対しても学ぶ事は嫌いではない。
学んだ知識をよく練って、伝えていくのも嫌いではない。
これも向上心ってやつなんだろうか。
結局、好きなんだ。
陸上競技が好きなんだ。
走る事が好きなんだ。
…きっと。
走れる限り、これからも走るつもりだ。需要がある限り、これからも教えるつもりだ。
ただ、形は変えるかもしれない。今も悩みは続く…。