兵庫RC(ランニングクラブ)

小学生から大人まで幅広い層のチームでの様々な連絡や報告、そして私の考え方や理論を上げて行きます。

競技人生について

人間は生物である以上、体力のピークがあり、そして衰える。人間の体力的ピークは25歳前後、競技向上はもって30歳前後まで。後は衰退の一途を辿る。そこまでに成果を残し、結果を目指すのは競技を行う上で当然の事だと思う。

 

しかし、大半の方々はその後の人生の方が長い訳である。その後の人生、違う競技を試みたり、違う趣味に没頭したり、またコーチや監督など競技に携わる裏方を目指すのも良いでしょう。けれども、せっかく出会えて夢中になった競技。人生を終える中で、出来る限界まで競技者として続けるのも私は生き方としてあって良いのではと思います。

 

もちろん、体力は落ちていくし成績は年々悪くなります。それでも競技を続け、年を重ねる事は、容易な事ではないし、アスリートとして誇れる事ですし、競技で結果を残す事と同等、いやそれ以上に素晴らしい事です。

 

私は現在も競技を続けています。成績は満足出来る結果には程遠い。しかし、同年代の競技者は年々減り続ける。おかげさまで、専門外のマラソンハーフマラソンも同年代の中では上位に食い込んでいます。

 

私はある程度の成績を残して競技を辞めたトップランナーにも、その点は勝っていると思う。

 

これからも衰えを食い止めながら競技を続け、1つでも上を目指し、走れなくなるまで1日でも長く競技と向き合うつもりです。

 

皆さんの中にも、同じような考え方の人が多く出てくる事を願う。私は負けないけどね。