兵庫RC(ランニングクラブ)

小学生から大人まで幅広い層のチームでの様々な連絡や報告、そして私の考え方や理論を上げて行きます。

兵庫RCでの私の練習スタイル

1年以上兵庫RCと言うチームで私の練習をされている方々は、私の考えがわかってもらえているかと思いますが、新規メンバーに加入された方々に対して、私の練習での考えを今一度お伝えしたいと思います。

①楽しんで走る。
継続は力なりと言います。今強く無くても、将来先まで続ける事が、結果的には最後に強くなっているのです。私自身、中学では全国大会に出場していますが、高校ではサッパリ。それでも継続して続けた大学では、実業団を含めた県のレースで2位、近畿でも決勝に登り詰める所まで行きました。その時、私の芯にあったのは、走る事を楽しんでいたと言う事です。ハマるって、分かりますよね。ゲームにハマる。スマホにハマる。私は走る事にハマっていたんですね。それは、やっぱり楽しいからですよ。チームのメンバーにも楽しんで走って頂き、長く競技を続けて頂きたく思います♪それが、最後に強くなっていると言う事です。

②練習中のおしゃべりは全然構いません。
①に関連する事ですが、メンバーと共有している練習中に話しが出きるなら、話ししながら走った方が楽しいですよね。世間話から、学校や仕事の事、レースの事など。しゃべりながら走る方がシンドイですし、練習にはかえって良いと私は思うんです。ですから、相手に迷惑が掛からない程度にしゃべって頂く事は全然構いません。

③練習にタイムの拘束はあまりしません。
全ての練習においてタイム設定をしなければ気が済まない指導者がいるかと思いますが、私はタイム設定と言うものをあまりしません。何故なら、人は体調によって走れるペースは常に変わって来ます。であれば、ペースは各自に任せ、調子の良い時は自分でペースを上げ、調子の悪い時は自分でペースを下げる方が、誰に損する得する事なく、効率良く練習出来ると確信しているからです。もちろんその為には、各自の強い練習に対する意識がないと弱い練習になるでしょうね。でも私は、チームのメンバーが走る事に対して強くなりたいと言う意識が高い事を信じていますから。但し、スピード練習などは、負荷を掛ける為に必ずタイム設定が必要ですので、その辺りはメンバー各自と相談して設定を決めます。

④練習量やペース設定はチームメンバーの各自の考えを尊重。
調子が悪い時に練習量を落としたり、ペースを落としたりする事について私は文句を言いません。それは、メンバーを信じているからです。信じていればこそ、調子が悪いとペースや練習量を自主的に落としますし、調子が良ければ自主的に上げます。自主性を尊重し、考える力も養って頂く考えです。兵庫RCの方々には、自分でトレーニングが組み立てられる所までなって頂きたく考えております。

⑤小学生教室については将来を見据えた練習を行っています。
まずは、走る事を楽しいと実感してもらう事。次に、将来陸上で走る事を続ける方も、別の競技で走る事に関わる方も、小学生の間は、まず成長を促す事が優先です。成長を促しながら、一番その時期に伸びると言われる神経系と、体に出来るだけ負担を掛けずに有酸素能力を高める事で、将来の伸び幅を高めようとしています。ですから、今すぐの結果はあまり必要と考えていません。

取り合えず、これが私の練習スタイルです。