兵庫RC(ランニングクラブ)

小学生から大人まで幅広い層のチームでの様々な連絡や報告、そして私の考え方や理論を上げて行きます。

日本のランナーについて

日本の陸上競技長距離界は駅伝を中心に回っている。

それは間違いありません。

何故そうなるか。一人で結果を追い求めるより、仲間と辛さや苦しさ、喜びを分かち合う方が思いが大きいし充実するからです。

でもね、陸上競技と言うのは個人競技なんです。悔しさも辛さも嬉しさも一人で味わうものなんです。

だから孤独ですし、自分を信じれるし、自分を追究出来るのです。

駅伝は、自分の力が一歩劣っていても仲間が強ければ優勝出来ます。人に頼れる甘えや気持ちの逃げ道は沢山あります。

人生の思い出だけを作るなら間違いなく駅伝でしょう。甘えを残して競技に取り組み、ドラマのような結末を迎える。

そうしたい人はそうしたら良いんじゃないでしょうか。

しかし、私は自分を探究し追い込む、それが美学であり、真の競技人生だと思っています。

人の結果に身を任すのではなく、自分を追い込む事が出来る。

それが、アスリートですし、世界と勝負の出来る真のランナーだと思います。