4/23(土)の夜に行われる兵庫リレーカーニバルのアシックスチャレンジ、女子5000mと男子10000mの1組と2組を見て来ました。
特に衝撃的だったのが、男子10000mの2組で1位だった James Mwagi選手の走りでした。
前半5000mを14分05秒、ゴールタイムが27分23秒04。要するに後半の5000mを13分18秒で走っているのです。
この記録は5000mの日本記録が13分08秒40ですので、今の日本人では勝てないペースだと言う事です。
世界には James Mwag選手以上の力のある選手がたくさんいる事を考えると、日本人が10000mで本当の意味で勝負ができる選手を育成する為には、今までのやり方では全く通用しない事を再認識しました。
改めて、中学・高校・大学・実業団と各段階でバラバラのトレーニングを行い、大学・実業団でトップレベルに登り詰めた選手だけを強化選手として育成する上っ面の強化ではなく、選手がより効率良く効果的に力を付ける為に、ジュニア期から体の成長を見ながら、その時その時にあった育成で、終始一貫した強化スタイルが必要だと感じました。
また、スピードと有酸素能力を別々に捉えた練習スタイルではなく、有酸素能力を突き詰めた結果にスピードを乗せると言った考え方が必要ではないかと思う次第です。
やるからには上を目指して。私が目指すクラブチームはそういった方向性で進めていくつもりです。
今は小さなチームですが、目指す方向に向かって少しずつ形を変えていくので、チームの皆さんヨロシクね。