兵庫RC(ランニングクラブ)

小学生から大人まで幅広い層のチームでの様々な連絡や報告、そして私の考え方や理論を上げて行きます。

故障は誰の責任?

故障を起こすと、選手は責任を背負い込み、指導者は追い打ちをかけるかの如く選手を叱ったり、呆れる場面を日本の競技の中では非常によく見る。そもそも、競技者が故障を起こすのは、練習での疲労が抜けきれなかった時や、練習での極度の負荷が掛かった場合に起こる。そして、選手の体の状態を共有出来ていないから、指導者から選手にブレーキを掛けられていないから、故障は起きる。

つまり、故障は全てとは言わないが指導者が悪いのだ。それを、責任転嫁している指導者が多いのが、日本の現状だ。効率の良い(私はそう思ってませんが)練習、質量の高い練習を選手に与え、行わせる事だけが指導者の行う事だと勘違いしている人間が日本人に多いですが、状況を把握して練習やレースを勇気を持って全力で止める事も指導者にとって大切な仕事だと私は強く言う。私に指導された方なら私の考え方は分かるだろうと思う。

はっきり言う。選手が故障した時には、指導者自身も猛省し、いつ治るか見えない気持ちと闘っている故障した選手に寄り添え!

それが、真の指導者だ。