兵庫RC(ランニングクラブ)

小学生から大人まで幅広い層のチームでの様々な連絡や報告、そして私の考え方や理論を上げて行きます。

ベアフットランニング(裸足のランニング)の効果について

小学生教室での海岸で時折取り入れていますベアフットランニング(裸足のランニング)の効果についてですが、ハッキリとした科学的な根拠はわかりません(笑)

そもそも、本来人間を含めた動物は裸足で生活をしていて、裸足に適応した体や動きでありました。歩く事も走る事もです。現在でも、一部の国の地域の方々が裸足での生活をしております。

それが文明の発達で、足の保護や道路の整地化・硬質化、ファッションの目的で靴と言う物が造られ、時代と共にその性能が上がってきたのだと私は認識しております。

そうした足の過保護から、現代の靴を履く人は、それを履いていなかった過去の人、そして今でもそれを履いていない人に比べると足の機能の低下が考えられる。

ここからは、科学的な検証結果を持たない話になりますが、フォアフット(前着地)ではなくヒールストライク(踵着地)、それに付随するアキレス腱の細さは、これが原因の一つではないかと考えられます。

フォアフットで走る事が出来るようになれば、足への着地衝撃が減り(一部では3分の1とも言われております。)、故障のリスクとランニングエコノミー(走る効率性)のアップが期待されます。

もちろん、この事は科学的検証結果がない為、推測での話になりますが、それを考えて見ると行ってみる価値はあるはずです。

実際、砂浜で行ってみると、その効果は別として、地面を捕らえる感覚や足底のアーチの発達、そして足裏を刺激したマッサージ効果は感じられますね。

それ以上に、子供達が普段体験できないので、いつも以上に楽しんで走っている事が一番の効果ではないでしょうか。