兵庫RC(ランニングクラブ)

小学生から大人まで幅広い層のチームでの様々な連絡や報告、そして私の考え方や理論を上げて行きます。

動きづくり(ドリル)必要?

世間一般の常識(セオリー)から動きづくり(ドリル)が陸上の長距離でも行われていますが、陸上競技の長距離種目のトレーニングを斜めの角度から捉えるとどうなのかを考えてみましょう♪

そもそも、動きづくりをする理由は何の為でしょうか?走ると言う動作の中で、効率良くスピードを出す動作を身に付ける為のメニューと言う事で正しいかと思います。

その為に、可動域を広げる動作や、瞬発系(神経系の連動)を素早くするような動作、ランニングエコノミーを考えた無駄のないフォーム作りの動作が主となるかと思います。

専門外なので良くは分かりませんが、瞬時に前後左右に動くサッカーや、一瞬で最大限の力を出さなければいけない短距離走には必要なのかも知れません。でも、そのような動きをあまり必要としない長距離種目に時間を割いてまでする意味が本当にあるのだろうかと考えてしまいます。

長距離は短距離ほどスピードを必要としません。体に負担を掛けてまで可動域を広げる必要をありませんし、スムーズな足の運びは日頃の不整地でのランニング(クロカンなど)や常日頃のウインドスプリント(流し)で充分対応出来るかと思っています。時間を割いてまで動きづくりをする必要性を私は感じていません。

世間の主流がそうであるからとか、あたかもそこに神がかりな何かがあるかものように…。そこまで言うのであれば、科学的データーで証明して頂ければと感じています。

私が思うに、その時間があるのであれば、その時間を違う練習に回すとか、レースの対策を練るとか、走る事をもっと深く掘り下げて勉強するとかに回した方が、より有意義な時間になるのではないかと感じる次第です。

あくまで、私の考えは長距離の練習スタイルのセオリーを斜めの角度から見ていますがね♪