兵庫RC(ランニングクラブ)

小学生から大人まで幅広い層のチームでの様々な連絡や報告、そして私の考え方や理論を上げて行きます。

強くなる為のメンタルトレーニング(平井流)⑥

皆さんは、トレーニングにしても、レースにしても、失敗を恐れていませんか?そして、挑戦する事に億劫になっていませんか?

誰しも順調に事が運ぶ事を望んでおります。やはり、失敗すると嫌な気持ちになりますからね。

しかし、100%思うように行く事って先ずありません。大なり小なり何かしらの失敗はあるのです。

そして、その失敗と成功が新たな自分を発見し、そして成長へと導き出すのです。

だったら迷わず、失敗する事も楽しめとまでは言いませんが、受け入れて見てはどうでしょうか。

そうすれば、心も体も前を向くはずです。そして目標に向かって突き進みます。

ここで例を出しますね。

今日の練習は8000mのペース走、いつもなら3分40秒/kmペースで走るのですが、最近何だか体が重く自信がない。だけど、やれる所まで頑張ってみよう。走って見ると、やはりいつもより体が動かない。もう3000m過ぎから息が上がってしんどい。後、2000mまでは…頑張ろう。ちょっと楽になったぞ、もう後1000m…頑張ろう。もう限界に近い…、しかし後2000m。最後はペースが落ちたけど何とか走り切れた。終わった~、思っていたより走れたぞ。これだけ体が重くてもここまで行けるんだ。レースでも、ここまでのしんどさなら、辛抱出来る事がわかったぞ。

と言う具合に、失敗しても挑戦すれば見えて来る前向きな世界。

結果が怖い、しんどいから嫌、負の思いを全面に出す前に、やったら何かが変わる、その期待を旨にチャレンジをしてみてはいかがでしょうか。