スポーツにおいて、忘れてはならない事がある。
競技者は、監督やコーチを含め競技の向上に努めてくれた方々や育ててくれたご家族の方々に恩と感謝の気持ちを忘れてはいけない。
指導者は、たとえ指導する競技者の競技力を伸ばし実績を上げたとしても、傲る事なく謙虚に、そして周囲の協力に感謝を忘れてはならない。
とかく、競技者も指導者も実力を付けると、あたかも自分一人の力であるかのように、傲慢な態度や見下す態度を取ってしまう。
アスリートとは、心·技·体が揃って初めてトップアスリートになるのだと私は信じる。
そして、周囲に応援されない競技者や指導者は真の競技者や指導者では無いのだと思う。
ましてや、アスリートとして競技に費やす年月より、その後の人生の方は長い。社会は尊敬と感謝の関係から成り立つ事を考えると、そう言う態度を取る人達は社会と言う環境から阻害されるだろう。
社会から孤立したり、犯罪を犯したり、破綻の人生を送ってしまうのだ。
メジャーリーガーの大谷翔平選手やマラソンのキプチョゲ選手などは、心·技·体の揃った素晴らしい選手だと思う。指導者の故·小出義雄監督も周りに気遣いの利く素晴らしい監督だったと思う。
競技内だけでなく、人間として素晴らしくなる為に、自分に傲らず、感謝を持って周囲と接して行きましょう!
私自身も、そうなるようこれからも精進して参りたいと心から思っている次第です。